2014年9月4日木曜日

N.T.ライト

ニコラス・トマス・ライト
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
        

N・T・ライト
N.T.ライト(N. T. Wright,1948年 - )はイギリス聖書学者である。史的イエス第三の探求(The Third Quest of the Historical Jesus)、及びパウロ神学の再評価(New Perspective on Paul)等の研究で知られている。


昨夜。聖書研究祈祷会のため貝塚聖書教会へゆく。
牧師は福音派の神学校の同窓会に出席したことを報告してくれました。

報告の中で今流行りの神学について仲間たちとの間で話し合いがもたれその内容を奥さんから尋ねられた時、(牧師は説明が下手なのを実感したと表現)いう話に興味を持った。  

新進の神学についてとはどういう神学ですかと尋ねると冒頭のニコラス・トマス・ライトの名を存じですかと尋ねられた。

わたしは知りませんと答えて早速インターネットで調べた。

調べてゆくうちに(現在のインターネット環境はいながらにしてある程度の情報を得ることができる)イエスの時代のヘレニズムのネットワーク環境にも似ているような気がした。
  
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」
 ヨハネ3:6

N.T.ライトはこの「永遠の命」と訳されているのは、プラトン哲学(ギリシャ思想)が紛れ込んでいると述べるライトによると永遠の命は “but should share in the life of God's new age.”  と理解する。

神の国 in the life of God`s new  age  新しい天と新らしい地の同時実現
主の祈りの天で御心が行われるように地でも行われる現実。
あなたがたのただ中にある神の国 ルカの福音書17章20-21節.

神に賛美をささげる果実、善き行いと人へのもてなしの行為、社会正義の実現、非暴力、人と人の和解のわざを、この世界で創造してゆくという政治の行いのことなのでしょう。



ハンナ・アーレント(過去と未来の間より)
しかし世界の永続性と信頼性が失なわれたー
政治的に見ればこのことは
権威の喪失に等しいーからといって、 
第二神殿ユダヤ教の権威が失墜したからと言って≫ 
世界、つまりわれわれの死後も存続し、
そして後からやってくる人びとが
住まうのに適した場所でありつづける世界を、建設し。
保持し。気遣う
≪ナザレのイエスの始めた神の国活動≫
人間の能力≪(御霊)による活動≫までもが、 少なくとも必ずしも
≪滅びる≫失われるわけではない。

とアーレントなら神の国を語るだろう。
 
注≪≫内はブログ筆者の加筆です。





 


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