2015年4月29日水曜日

さようならの時


すべてのことには時がある。




今はさようならの時。




雅子と一緒にコイノニア会に出席してお別れのご挨拶をする。
私市氏より励ましのメールをいただく。




 
 
小阪さんへ
司会の原稿確かに受け取りました。
復活節とお別れの挨拶の二つにふさわしい
司会の言葉、有り難うございました。
初めて奥様にお目にかかれたこともよかったです。
大山に行かれてからも、さらに小阪さん流の
証しをお続けください。大事な仕事ですから。
この2年間のお交わり本当に有り難うございました。
とりあえず返信まで。
私市元宏
 
 



悠子がお友達を連れて和子姉と一緒に帰って来る。
我が家でみんなそろっていただく最後の食事となる。




今までおとなしくしていたダニエルが大はしゃぎして家の中を飛び回っている。




最後に好きな人を連れて紹介するために我が家に帰ってこれたことに私たちは主に感謝
しました。
今度会う時は、大山で。




ダニエルの寝どこも、懐かしい。







そして今日また私たち二人だけの生活。




今年の蘭の花も満開に咲きました。




何処にいても夫婦で暮らしてゆくところそこが一番幸せ。
悠子たちも愛し合って力を合わせ困難を乗り越えて自分たちの家庭をきずいてゆくだろう。






今はさようならの時。



 

2015年4月13日月曜日

ヒラリークリントンとオバマと私たちのこれから



Chateau Sainte Colombe  2007


あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。



ヒラリークリントンさんが大統領選に出馬する。

普通のアメリカの市民が普通に暮らし報われる政治をしたいというのが彼女の出馬理由。

前回(2008年)の大統領指名選でオバマ大統領に譲って以来のチャンス到来。
私たちにとっては女性初のアメリカ大統領の誕生の期待に胸とどろかせることになる。





雅子と昼飯をたべながらオバマ大統領に期待した黒人たちは多分失望しているだろうことを話した。
いまでも白人と黒人の間で黒人の権利が保障されていない、現実がある。
特に市民を守る警察が平気で黒人を撃ち殺す報道を見るときに、オバマ大統領は黒人でありながら黒人のための権利に特に仕事をしたとは思わない。黒人大統領は黒人には直接役立たなかった。むしろ白人も黒人もかかわりなく公平な立場で知的にスマートに接してきたという印象を受ける。

それがわたしには黒人初のアメリカ大統領が黒人のために権利の擁護を特に心がけて実行しないならば黒人初の大統領は黒人と特に強調する意味もないありきたりのエスタブリッシュメントの大統領がまた誕生しましたが本当のところのことであると思う。

人は自分が与えられた境遇で物を見、言葉を持ち他者に発言する、そのことが良いか悪いかではなく、自分が与えられた立場を無視することはできない誠実に受け入れて他者と対等にリアリティを語りお互いの違いを確認して違いを乗り越えてゆく。

オバマ大統領は自分の黒人の立場から発言することを国民の公正のために自重することを選んでいたのだと思うが、それはアメリカ大統領の白人への公正であリ、黒人の境遇に対して不誠実であると思う。





ありのままの自分に自信をもって自分の置かれた境遇を人前に現すことは勇気がいる。








2015年ミスユニバース日本代表に日本の国籍を持つ母とアメリカの国籍の父との間に生まれた女性が選ばれた。

彼女が選ばれた理由は美しいからではあるが、彼女が語るように日本人が変わることができるように、ありのままの自分に自信をもって自分の置かれた境遇を人前に現すことで本来持っている自分の自信(美)を取り戻し、いじめのために自殺した友人のためにも偏見へ対抗するために勇気をもって生きることを証しする者になりたいと、差別や偏見に打ち勝つことができるためにミスユニバースへ応募したと言っていた。

ありのままの自分をありのままに受け入れて本来の美しさにきづくとき、人は自分と他者を変えてゆく力を持つ。

スカルの井戸に水を汲みに来て、出会って気づいた人のように。






あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。







歳をとるとすべてが億劫になり、怠惰は屋根を壊してしまうという聖句が聖書にあったような気がする。重い腰上げて欅を切り倒す出来事が、大樹がなくなったことで様子がよくわかり。それが若葉の家を処分することになろうとは思いもよらなかった。






大山の別荘へ行くと冬が厳しく、冬を越すためにペナン島で過ごしたいと思い、マレーシアのことを調べていると物価が日本の三分の一で常夏の国であるのを知った。
雅子曰く『ダニエルどうするの』あっ肝心のダニエルのことを忘れていた。





ひょんなことから物事が変わりだします。
アメリカとキュウバに平和が訪れそうです。



すべては、人と人の出会いの出来事から始まり、出来事は今まである認識を変えてゆく。
それは奇跡のようであるが、奇跡は人によって起こりまた、人を変へてゆく力がある。



オバマ大統領もここにきて本来のやりたかった政治をやろうとしているように思えるのは
残り少なくなった政権を前に本来の自分に素直に戻ってきたのかもしれません。

弱者である人々の特に黒人の権利のために良い仕事をしてもらいたい。



 

2015年4月6日月曜日

復活と想起

 
福音交友会エリコ宣教により第三番目に誕生した貝塚聖書教会の創立30周年記念礼拝をエリコ発案者の牧師黒田朔師をお迎えして執り行う、その後みんなで記念撮影。
 
山里牧師夫人は今日のイースターのこどもたちの礼拝のためにイースターエッグを手作りでつくってくれました。とてもかわいらしく食べてしまうのがもったいない思いをしながらおいしくいただきました。
 
 
 

昼飯をいただきながら、話題は昨日の貝塚聖書教会の歩みに思いをはせていた。




記念写真に写っている姿から二十五年前私たちが若葉に自宅を建設して悠子を育て始めるときに始まった。お迎えの松田さんに保育園の送迎をお願いしたのがきっかけで教会に行き始めた。



洗礼が1991年、教会献堂が1993年矢吹牧師辞任が94年春である。



受洗後の三年間に、エリコ伝道20周年感謝会があり、貝塚聖書教会の韓国の大学生による伝道宣教集会や英会話伝道、教会堂建設のための教会員の全員の一泊宿泊祈り集会や教会員の親睦のファミリーサパーや地域伝道を兼ねたクリスマスホームパーティやこども伝道のための教会学校の人形劇やクリスマス集会を催した。




秋葉山にある和歌山の教会を訪問。教会堂建設の参考にとみんなで出かけ、新和歌浦で
お弁当をたべて親睦を深める。


英会話の学習と聖書を学ぶ集会。



壮年会主催のバーベキュパーティを教会の庭で。




ファミリーサパーの余興、有登さんが救急救命の蘇生の基礎を手ほどきしてくれる。





92年大山の別荘にスキー旅行、六家族と子どもと合計14名。






エリコ伝道20周年合同礼拝。



韓国キャンパスクルセードの9名を迎えての一週間。







貝塚聖書教会の一日野外活動、子どもたちに野外での楽しい催し。





クリスマス伝道。




教会学校の学び。



12月貝塚聖書教会で地域へのチャリティバザー。


教会員の一泊親睦会。






受洗と矢吹牧師辞任。





 

2015年4月4日土曜日

欅を切り倒したもの




貝塚聖書教会の祈り会で後ろの家の方から欅の落葉について大屋根のとゆに落ち葉がたまり苦情があり新芽の出る前に欅を切ってほしいとの要望を受けていて、切らなければならないのを解っているが資金がないため植木屋を手配することができなく自分たちで欅を切り倒さなければならないことについてお祈りしていただきたいと祈りの課題を挙げていた。牧師はご近所の方と平和が保たれるように主によって力が与えられ解決できるように祈ってくださいました。






私の友人である松浪さんが玄関側の欅と百日紅の大木を裁断して熊取の環境センターまで620㎏の庭の植木の搬送をてつだってくれた。




それでも間に合わず結局植木屋さんに裏の欅を根元まで伐採を依頼することになる。
そして今日めでたく伐採することを完了した。






季節は新緑のころをむかえ桜がさき小鳥たちは囀りだしている。
いつも美しい声でなく小鳥たちは私の家には来ない。

切り倒された欅の後を見て寂しい気持ちになる。





25年の歳を欅とともに暮らしてきた。ご近所の方々が秋になると現金を拾うわけではない欅の落葉拾いにうんざりされているのを理解しながらも。私たちにとって夏の涼しさと秋の紅葉の美しさと春の若葉の新緑の芽生えの美しさに感動して、ついつい魅入られてご近所様のご迷惑に甘んじてきた。






今年からは、欅の落葉について家の前の欅の落葉を除いて裏の欅は二本とも根元で処分されているのでこ近所に被害を及ぼすことはない。

わたしは若葉の自宅を手放したくなったわけは欅の木との別れも多少関係しているように思っている。






自分の好みで生きてゆくわけにはいかない。ご近所迷惑も考えないといけないこともわかっている。しかし欅のあの甘美なやさしい枝の葉の風に揺れるさまと小鳥たちをたわむれさせる優しい憩いの時の現実を知っている故、それを失ってまで欅のない若葉の館に居続けたいとは思わなくなっいる自分に気づいている。



ご近所の方もご主人の介護のために大切にしていた杏珠の大樹を、毎年美しい春の花と実をつける立派な樹を切り倒し手すりのあるスロープを創られたように。それぞれに最上の選択をして生きている。



 
 
明日は主が復活をされる。
 
 
今は死の淵を歩まれておられる。
 
 
私たちの暗き
 
淵より呼ばわる時
 
 
確実に
 
私たちを死の淵から助けられるのを確信できます。
 
 
 
 



若葉の自宅も、死と復活の時をむかえている。






あたらしい夫婦の歩みのために、





欅との生活のために、

新しい自然の中の生活が復活する。