冬の山陰は晴れの日はすくない。
雅子は天気予報で洗濯物は乾かないでしょうという言葉に、慣れっこになった。
それにテラスには雪で出られない。
天候を気にしていたら洗濯はできないので、雨の日でも洗濯して暖炉のある部屋に干している。
今日は節分。
冬と春を分ける日。
明日が立春だ。
ダニエルの散歩の時が朝に夕に明るく日差しが長くなっている。
木の芽も枝で徐々にふくらんでいる。
あと三日で結婚式。
久しぶりに大山の姿を見る。
ロイヤルホテルで雅子とふろあがりロビーでゆっくりおしゃべりして帰って来る。
今日は朝から晴。
夕日が木立に差し込んでいる。
何故、山陰というのかよく理解できる。
山陰は一日中日の光の恵みがすくない。
今日はめずらしくいい日。
だれも、光のもとに暮らしたい。
ヨハネの福音書12章35~36の光のあるうちに歩きなさいというみ言葉が合う山陰の夕暮れだ。
晴であれ雨であれ雪であれ。
ダニエルの散歩は条件を選んではいられない。
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