大和ハウス大山リゾートが請け負った、工事完了の確認に大山へゆく。
久しぶりに城崎に立ち寄り、外湯に入り、懐かしい温泉街を雅子とダニと散歩する。
むつの屋を過ぎたあたりに濡れおかきの店があった。とてもおいしくいただきました。
香住漁港の三七十寿司でかにのちらしずしと茶わん蒸しを頂きました。
板前さんも歳を取っていました、懐かしい再会に思わずお互いにんまり。
車の運転で酒が飲めないのが残念だったが、一路大山へ浜坂温泉を越9号線へ夏泊あたりから無料の山陰路の高速がほつりぽつりと出雲方面行きがありそれに乗る。
城崎に行くとき、湾岸線で神戸に、有馬へ抜ける六甲道を通り舞鶴自動車道を通り但馬をぬけて円山川を走る。篠山、丹波、西紀の山の紅葉が美しく思わず声を出す。
城崎方面の山に雲海がたなびき津居山漁港や日和山の方角が山水画のようであった。玄武洞をすぎたあたりから円山川も水をたっぷり満たしてのぞかな旅愁をかもしだす。
そろそろ城崎温泉でゆっくり暖まりたくなってくる。
ダニエルは城崎でも人気者だった。若い子によく声をかけられた。
一時すたれていたがまた盛り返しているようだ。夕やみ迫る外湯をめぐる人々で実に楽しい。
ロイヤルホテルの露天風呂で朝湯にはいり、マウントビューで昼飯を頂く。
岸本さんは、シャンパンをわたしたちにお祝いだと言って開けてくれた。
今日は20日マウントビューはワインの日。十二月三日フランスの有名シェフの料理を味わうガラパーティがあるというので予約する。
別荘は見違えるように美しくなっていた。
壁も屋根もリニューアルして新築当時の初々しい興奮がよみがえる。
あれから二十年もたつ。
雄設計士とこの別荘地を見に来て、マウントビユーでソムリエだった富田さんのすすめてくれたワインを味わい、別荘建築にあれやこれやと話を咲かせた。
まりはここで眠っている。
若かつた雅子はごらんのとうり、いつもくっついていた悠子はもう独立。