2010年4月11日日曜日

シャトーラ・ヴァリエール1995



雅子のコメント
色がわるい、香りがない。しかしおいしい。 14年熟成に納得。
廣治の印象
含んだとき驚きと幸福感がない、香りが乏しい。
舌にまどろっこしいが気持ちよく酔える上質なワイン。
14年の間の熟成に難ある。




世間の評価
CHATERU LA VALIERE MEDOC 1995
四つ星ビッグビンテージ ボルドー メドック クリュ・ブルショア級 14年熟成
1874年からある歴史的シャトー
ガロンヌ川を見下ろすサン・クリストリーの砂利質の丘の上にあり、
当初は、シャトー・デ・シャレという名として1932年クリュ・ブルジョアに等級されていたが現在のオーナーであるカイユ家に転売されてからシャトーラ・ヴァリエールとして生まれ変わる。

ワインは平均樹齢25年のカベルネ・ソーヴィニオン60%とメルロー40%をオーク樽にて12ケ月熟成暗いガーネット色となる。
デリケートで心地よくこなれたタンニンと熟して溶け込んだ果実の辛口ワイン。

1855年メドック格付けに入らなかったシャトーの中から1932年クリユ・ブルジョアという格付けが誕生。その後何度か改定があり、近年では2003年6月に実施。

メドックは北部メドック(昔はBar-Medocと呼ぶ)と南部オーメドックに分かれる。
バーメドックには16ケ所の村があり、小規模醸造元がひしめき合う、そこにはサン・クリストリーの名もある。バーメドックの品質はバラバラで信用度は高くなかったが現在近代的醸造技術の導入で優れたクリュー・ブルジョアとなっているところが多い。

メルローの栽培比率が多く相対的にオーメドックと比べボディーは軽い。

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