2010年7月29日木曜日

松茸をいただきました








ダニエルにいつも吠える柴犬に足先の親指を噛まれる。
自転車のペタルに乗せているスリッパからじょうずに親指だけを噛むのはさすが犬のたまもの。
ダニエルがこの家の前を通る度に威嚇を示して勇ましく飛び跳ねるのでますます柴犬は吠える 、今日はしてやったりと言うところだろう。

わたしは自転車で二匹の間を通っているとなんとみごとにわたしの足の親指を噛んだ。

犬には腹立だしくないが、思わずもし狂犬病だったらと不安がよぎる。
早速家に帰り水洗をして、消毒をして、調べてみる。

狂犬病は狂犬病ウイルスに感染することにより発生する人獣共通感染症で発症後死亡率はほぼ100%である。 また確立した治療法はないとある。

なんと発症すれば死に至るおそろしい病のようだ。

そういえば交通事故のように犬にかまれて死んでゆくこともあるかもしれない。
(日本では狂犬病の発症事例はない。ただ海外で犬にかまれて帰国後狂犬病で2名亡くなっている)

風呂に入っている間に部屋に忍び込まれてロレックスを盗まれた間抜けな男にふさわしく、散歩の途中でダニエルのじゃれ犬にかまれて狂犬病で死んでゆくという話が現実になればあまりにも可笑しく笑ってしまう。

人生の滑稽さがあふれている。


そんな時、留津さんから貴重な松茸といのちのことば社より出版されたもういちど会える日までという本をいただきました。

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