2023年10月3日火曜日

人の去ってゆく十月のしずかな森で暮らしています

 大山ロイヤルホテルから次々に人が去ってゆく。中村さんが能登へ、橿原へ若いフロクトの松宮さんが去っていった。風呂上りがらんとしたロイヤルホテル大山から帰ると、雅子が昼飯をつくっている。白城夫婦ももういない四国の実家に帰って行った。永見さんも心が揺れている。前田さんは踏ん張りがつかなく先延ばしの状態。大山に来て松本マネージャー岸本さんとお別れして中島さんが続き次々に善き隣人とのさよならを繰り返している。


ホックでもとめた新鮮な御造り、鯛と鮃と蛸が食卓に。刻み昆布と白澤さんから戴いた茄も食卓に並んでいる。

人々の少ない大山の森で夫婦が暮らすのに十分なマナを主が与へてくださいます。


わたしたちは主から賜る日々の糧をおいしくいただきながらがらんとした人の去ってゆく森で暮らしています。




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