繭 わたしは今回の旅行で日本の近代化に貢献した富岡製糸場を訪問した。
越中富山の八尾でも繭の商いが盛んで豊かな文化を生む基盤になっている。
おわらの起源は、江戸時代の元禄期にさかのぼると伝えられている(『越中婦負郡志』)。それによると、町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたことに由来するのだという。
江戸時代から踊り伝えられた伝統を大切にする八尾の人々はそこに暮らす人びとによって新しいものを加えてより洗練されたおどりを伝承している。おわら風の盆はここで生れ育ち交際し育つ人々がいる限り進化し続けていることが資料館を訪ねてわかった。
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