エペソ人への手紙 2章14~17節
キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。
NHK NEWS WEBは伝えています。
ことしのノーベル平和賞は核兵器禁止条約の採択に貢献した国際NGOのICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンが選ばれ、今月10日にノルウェーのオスロで授賞式が開かれます。
授賞式にはICANとともに条約の採択を目指して活動してきた日本被団協から、長崎の被爆者の田中熙巳代表委員と広島の被爆者の藤森俊希事務局次長が代表として出席する予定で、8日、オスロに到着しました。
唯一の被爆国日本の政府は北朝鮮の核ミサイル開発を脅威と感じて国連で北朝鮮の核兵器開発を阻止するためにあらゆる圧力をかけ続けてゆくと表明する一方アメリカの核の兵器の傘によって自国の安全を維持する必要があるとしています。
日本の被爆者はICANとともにどこの国の核兵器であっても核武器の廃絶を求めています。
日本の国民は核兵器についてあなたはどのような態度をとるのか一人ひとりにその思いを表明することが求められています。
また、
ことしのノーベル文学賞に選ばれたカズオ・イシグロさんが、授賞式を前にNHKの単独インタビューに応じ、フェイクニュースが多い今の時代だからこそ、文学やジャーナリズムを通じて真実を追求し続けることが重要だと訴えました。
イシグロさんはまず、今回の受賞について「ノーベル賞は新しい発見を人類のためにどのように使っていくのか問いかけている。分断の時代に築かれた壁を乗り越えることに貢献したい」と感想を述べました。
そのうえで現在の世界情勢については、ヨーロッパやアメリカでグローバル化の反動と見られるポピュリズムが台頭していると懸念を示したうえで
「指導者が時代から取り残されてしまった人々を、いわば利用する形で支持を集めようとしている。これは第2次世界大戦前の1930年代にも使われた手法で、非常に危険だ」と警告しました。
イシグロさんはフェイクニュースについても警鐘を鳴らしています。
「プロパガンダは過去の時代にもあった。しかし、現在、事実だろうと、うそだろうと、自分の感情に沿うのであれば気にしないという風潮が広まっていることが気がかりだ」と述べました。
クリスマスの時にアメリカ合衆国のトランプ大統領が公式にエルサレムをイスラエルの首都と認め、国務省に対しテルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する手続きを始めるように指示したと正式に表明した。 「エルサレムをイスラエルの首都と認める時が来た。これは、現実を認めるということだ。そしてこれは正しい行動でもある」
北朝鮮の独裁政治とトランプの近親政権と危うさはよく似ている。
独断や偽りが多い今の時代だからこそ、世に真実を追求し公に語ることの必要をイシグロ氏に共感する。
ポンテオピラトがイエスに聞きます。「真理とは何なのだ」と
イエスは言います。
真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。
御霊によって一人ひとりがあかしできますように。
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