昨夜。雅子が科研の女のテレビドラマを見たいというので。午後五時過ぎにロイヤルホテル(露天風呂)に行き、寛ぐ。
霙が降っていたが、ドラマの始まる頃は雪に変わった。
暖炉は暖かく、
外は静かに雪が降っています。
そして今朝。
ダニエルの散歩に。
階段を降りると、
独逸で暮らした人と出会い長話となり
(いつも冬はドイツで暮らされているとのこと)
独逸を約束の地とするシリア難民のことが話題となる。
NHKにでていたグテーレスム国連高等弁務官はシリア難民とテロリストとは無関係で
シリアの内戦の犠牲者であることを強調する。
難民が非難され困難な運命に遭っている。
わたしも雅子も、住み慣れた場所を発つことでは難民と同じ。
あなたの住み慣れた土地を離れ、わたしの示す地に行けと伯耆町に旅たった。
新しい暮らしの地で祝福されたい。歓迎されたいと人はどれほど渇望することか。
幸い伯耆町の人々は暖かく私たちを迎えてくださいました。
初めての冬を不安なく過ごせる。
しかし難民たちはどのように冬を迎えているのだろう。
夜あがっていた雪は、再びダニエルの散歩のときに降り出しました。
鴨たちの鳴き声がする。
一面が冬景色。
紅葉したカエデは雪に包まれた。
ダニエルは冷えるのか飛び跳ねています。
今夜、雅子とわたしはガンバリウスで別荘の仲間と宴会する。
冬/雪が来るまで、
不安だった。
そして、雪が到来した今。
もう不安がることはなく、現実に対処できるから恐れない。
雅子はやつと冬の到来を、もう待ちわびることのない到来を言葉でわたしに語る。
今日実現した。
私たちはもうなにも待っことはない。
雪は
一面に
積もっています。
雪がこの地にも。
夜を明かした鴨たちにも、大成池にも降ります。
雪のなかで。
声を出しています。
ぐぁつかぁっがぁ~あ。
恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日
あなたがたのために救い主がお生まれになりました。
アフリカを初めて歴訪しているローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は 、「恐れや不信、貧困が、暴力やテロを深刻化させている」と演説し、平和のために人々が連帯して対策にあたっていくことが必要だと訴えました。
飼い葉おけに眠るイエスは家族に見守られ
すくすくと成長した。
ヨーロッパを目指す難民たちの赤ちゃんもイエスと同じ見守りがありますように。
あなたの主権は強者に頼るものでもありません。あなたは虐げられた者の神、
小さき者の助け主、
弱き者の支え、
見捨てられた者の守り、
希望を失った者の救い主。
フランスもロシアもイスラム国により多くの犠牲者が尊い命を失った。
トルコがロシアの戦闘機を打ち落としイスラム国を攻撃する有志連合とロシアとの間にあるシリア内戦にある齟齬を浮かび上がらせた。
肝心のシリアに暮らす人々についてはともになにもわからずじまいで、命からがら避難する人々にテロ非難の目が向けられているのは、おかしなことだ。
せめて、私たちは無垢な赤ちゃんの命を守る目を持ちたいと思う。
今日ダビデのまちであなたがたのために救い主がお生まれになりました。
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