2015年11月15日日曜日

生きているものの神



十月歯の治療に抜歯すると血が止まらなくなり、血小板が異常に減少していることが解り父は臨空の救急センターに入院した。



その後血小板は回復したが、現在肺に細菌が増殖して酸素マスクをしなければ十分な酸素を得られない状態になっている。



栄子が医師に告げられたことを浩治を通じて私に連絡があり。
父はここ数日で死期に直面することになる。



 
 
 それで朝十時に大山を発って午後三時に病棟に到着する。
栄子と浩治が父のそばにいた。



親父はわたしが来たことを喜んで感謝してくれた。




神は死んだ者の神ではなく、生きたものの神であるみ言葉が身に染みる。


この緊急室にいるものすべてが生きているものの神を見つめている。
見つめられている。




留津さんは父・登にみ言葉を届けてくださった。


生きているものの神にわたしは感謝した。


わたしがあなたがたを愛したように互いに愛し合うこと、



牧師からも私たちに家族に昨年の母の死期に臨み、生きているものの神の言葉を語ってくださった。


詩編133都上りの歌

 見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。



父を前にして兄弟が愛し合うことは父にとって喜びです。


イエスは死んだ者の神ではなく生きているものの神、
神を愛するものの救(世・生)主です。


愛のあるものはみな神から生まれ神を知っています。


兄弟たちが生きているものの神であるナザレのイエスを知ることができますように。


父と同じ時に体調を崩してこの病院に救急搬送された松田さんのことを栄子に尋ねた。





河崎病院に転院されたとのこと。


栄子はお見舞いに行った時の様子を語ってくれた。


クリスマスの飾り付けが病院でもされている。
母親の脳内出血した時に緊急入院した和歌山日赤病院もこんな時期だった。


栄子は両親と長いお別れをした後、

どのように暮らしてゆくのだろう。




松田兄弟をお見舞いする。


松田さんと声をかけると、元気にはいと答えて私を見つめて。

話りかけてくれた。



あんた生き返ったんかときこえたが、

大山に転居した私が目の前にいるので今帰ってきたんかと驚いて言葉を

掛けてくれたのに気付く。


松田さんは寝てても起きてても一緒やと言って目を閉じた。


その後、気になっていた是澤兄弟を訪ねた。



生きているものの神の恵みを感謝して三人で一緒に

祈った。


身体の感覚はとても大事なことに気付きました。
肉体の感覚がなくなると現実感が薄れて来る。


自分の眼でよく見、耳でよく聞き、鼻でよく匂いをかぎ、皮膚で感じ。

自分のすべてのものを尽くして他者(イエス・神)と共有する真実を得る。



心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。

生きているものの神の御顔ナザレのイエスに父の姿を知ることです。

大山に帰り、松浪さんから頂いた柿と

ガーデンプレイスの焼きそば屋さんのおじさんが今朝届けてくれた蟹を雅子と喜ぶ。



過分なご厚情に感謝します。







 

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