大山の森の夫婦の昼御飯

 暖かい日差しがさして気持ちがいい、雅子は冷凍にしていた消費期限19日までの赤ガレイを煮付けに料理している。日本代表がコスタリカに敗れて決勝進出が怪しくなる。大相撲千秋楽も高安が敗れみつどもえ戦になり阿炎が初優勝した。混乱の中から生じる結果に新鮮な驚きをすることが続いている。

外気温10℃室内温度19℃お隣に来ていた藤川さんの車か見えないので大阪に帰ったようだ。

大山の森も雅子と二人になる。

昼のビールは大山Gビール頒布会で11月24日届いたもの。ほかに大山の暮しを一緒に味わってほしい人々にも贈ってもらった。

きゆうりにつけた味噌は冬用タイヤに交換した折スズキの門脇さんからいただいたもの、

境港の赤ガレイはホックで三切れこもちで消費税込980円。煮付けにつけごぼうもおいしい。

お正月が近づくと出てくる数の子を海道産をホックで買って戴いている。

ロイヤルホテル大山のエトワールで風呂上り話し込んだ。国会中継を見ながら日々の生活をするにも国民の所得が上がらないのに反し、防衛費の負担が増える。当初企業負担を検討していたが有識者会議の答申で法人税を廃除して広く国民が負担するのが国防には望ましいとなる。その有識者会議のメンバーには読売新聞社長、朝日新聞元主幹、日経元会長など岸田首相のお手盛りのメンバーにより構成されている。

国会で広く議論する前に一部の人々により進められる内閣答申は民主主義な議論からほど遠く旧日本帝国憲法時代の名残を感じる。国会運営に新日本国憲法が軽んじられているのは国民にとって防衛を議論する前に国民のためにされる意思のないことを露わにしている。誰のための防衛なのかわたしたちは注視しないといけない。

暗い話の中で唯一素晴らしい出来事は、大成池の紅葉が美しいこと。彼女曰く「ここで暮らす幸せを感じる。」とのことわたしも雅子も昼御飯にその喜びを共有しています。