2018年12月9日日曜日

アドベント第二の冬の旅




大山の森に今年初めての雪が降る。

朝いちばん雪のなかに生きるカマキリを見る。




金魚も生きている。



主はアドベント第二週にも未だ
わたしの命も雅子の命もカマキリの命も金魚の命も取りさらずいてくださいます。




リゾート交流会の出し物として新倉さんの知り合いの方がオペラのアリアを披露してくださる予定でしたが生憎、台風が接近して交流会がお流れになりとても残念な気持ちでいた。




大山リゾートウエルカムオフィースのブログでその代わり、交流会で歌うはずだった方が
シューベルトの冬の旅全曲を歌うと言う案内があったので倉吉に雪の森の中から出て行く。アドベント第二のわたしと雅子の冬のたびとなる。
吉田章一 バリトン・リサイタル




シューベルトはわたしは未完成交響曲が好きでよく聞いた。
親父が当時はやりだったレナード・バーンスタイン指揮でベートーヴェンの運命のレコードを買ってきてくれたそのレコードのB面にシューベルトの未完成交響曲があった。



レコード盤は三千円ほどしていて当時の初任給は二万円の頃で親父としては奮発してくれたのだと有り難く思い出す。


倉吉は古い町並みが今も白壁土蔵群として国重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。





山口節子さんの墨絵の作品を確か一年前に観に来た時、季節料理屋でお昼を食べたことを思いだし、雅子と訪問するも予約者のみで入れず、倉吉は観光客が昼飯をとる駐車場のある施設が少ない。雅子とローソンの駐車場でコンビニ弁当を食べて倉吉未来中心で自動販売の缶コーヒーを飲む。





この町は観光客に金を落とす仕組みがとられていない。観光客に金を出しても嬉しいメリットを与えていない自分たちの暮らしだけで成り立っている街だ。
自分達の暮らしのなかへ隣人である観光客を迎え憩える楽しい場所と時間を創造しょう。暮らしを分け与え自分たちの暮らしもより豊かに善くしてこうという発想が街の雰囲気から感じられない。



自分たちの暮らしで物事を考える、今日のシューベルトの冬の旅の主人公のように
自己の失恋の痛さを純粋な心情まで高めて歌曲歌していることには称賛するが、歌詞内容は失恋の苦しさへのリアクションの発奮の自己中心、傲慢さがでていて失恋した相手とのコミュニケーションが全くなく倉吉の町とよく似ていると思った。




主イエスは言います。


自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい。


わたしを愛するようにあなたの伴侶を愛しなさい。






主はアドベント第二週にわたしたち夫婦に素敵なプレゼントを与えてくださいました。


雪の森からシューベルトの歌曲の冬の旅へ。


そして本当の神の愛を知る旅へ。











 

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