主の恵みの時。ヨベルの時。
秋が到来するように身に染みて主の恵みを味わう。
主の恵みの時とは、「神がその民のあがないのために備えられる時、隣人に善意を表される時、キリストの苦しみを良き香として認められる時」です。
主の恵みの年を告げ知らせるために。
あなたたちは国中に角笛を吹き鳴らして、この五十年の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。
それが、ヨベルの年である。(レビ記二五章八節~一二節抜粋)
ルカ(四章十四節~二十節)
神である主の霊が、わたしの上にある。
主はわたしに油をそそぎ、貧しいものに良い知らせを伝え、
心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。
しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。
イエスは書を巻き、係りの者に渡してすわられた。
会堂にいるみなの目がイエスに注がれた。
わたしたちが秋を身に染みて味わうように、聖書の救いも人々は神の御顔を心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして味わう。
神の国と神の義を望むわたしたちに、季節の秋が到来したように、今、わたしたちの暮らしに現実に不自由から自由へ一人ひとりの始まりの到来を告げる。
イエスは人々にこう言って話し始められた。「きよう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」
(Ελωι ελωι λεμα σαβαχθανι)神に感謝します。
神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。
わたしたちはキリストによって神に献げられる良い香りです。
恵みを受ける者一人ひとりが、キリストを知る知識の香り、かぐわしい知識の香りを互いに保持し与え合っている。
世に恵み(神の知恵)によってわたしたちは善き隣人として関係しあっているのです。
秋の到来を身に染みて味わうように。互いが「昼は昼へ,話を伝え,夜は夜へ,知識を示す。」自由へ一人ひとりの始まりの到来を共に能わって担っている。
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