わたしの母の介護が高齢者虐待防止法に抵触する可能性があるため情報確認と指導をかねて十月に五名の役所関係者の訪問を受けたことはこのブログに載せている。
今回もまた、泉佐野市社会福祉協議会の泉佐野市社協地域包括支援センター主幹田平昌代氏、主任ケアマネジャー中西美矢子氏、熊取町地域包括支援センター健康福祉部高齢介護課社会福祉士松野直子氏の三名の訪問を受ける。
今回も訪問を受けたのでたびたび訪れるのはなぜか尋ねる。
虐待をしているのではないかとの通告があったとのことで以前も訪問を受ける。
こんどはどのような虐待か尋ねると、以前と変わらないブログに母の入浴の写真をのせているのが虐待にあたるとのこと。性的虐待が根拠らしい。
言いがかりのような訪問だ、ブログの写真はもうすでに消去しています。
今回訪問していただいた方々に特段嫌な感情や思いは持っていません。
むしろ母のためにご尽力を尽くしていただいていることに感謝しています。
それでもなお公開しなければならない思いに迫られています。
最近秘密保護法が国会で六日に成立しました。
わたしのように日常の母の記録が高齢者介護に違反していると言われて訪問を受けるように、国民が知っていいはずの情報が、過去に中国漁船と海上保安庁の船の衝突事件の録画が公開された時のように当時も公開者は犯罪者として処分されたが一般に国民が知って当然と思われる情報も秘密保護法に違反していると言われかねない時代がきた印象を受ける。
役場の人たちの訪問を受けてわたしの個人のブログの情報にも国家の干渉がじわじわ忍び寄っているのを感じる。日本の敗戦後に芽生えた自由な空気に歓喜した時代の情報に対するコモンセンスが後退しているように思えると感じるのは私一人だけではないだろう。
通告の内容の真偽が確かめられず逆に通告者の秘密は守られている。
先の戦争前夜の日本の秘密警察や現在の北朝鮮や共産国家の密告制度など
公開された場での人々の判断と意見形勢を大切にしようとしない国の形は民主主義が育つには程遠くやがて人々の権利が守られず暮らしを破綻させてゆく危うさがある。
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