福島原子炉使用済燃料棒を保管しているプールの水位が下がり一部の燃料棒から放射線の被害の可能性のある中で、必死のメルトダウン回避に向けて作業が行われている。関係者の勇気と努力に感謝する。がんばれのエールを贈りたい。
外部電力の原子炉施設への引き込みが完了して電力による復旧作業ができる事になれば、事態が好転する兆しが見えてきた。
一番肝心の炉心冷却と、保管燃料棒の冷却に予断を許さない中では本当に冷却が持続的に可能なのか、今のところ定かではない。最悪の結果数百本ある使用済み燃料棒が自らの熱で溶けだし、再臨界になった場合、どのぐらいの放射能被害を日本に与えるのかその情報が私たちに知らされていない。
すでに海と畑と空気と水に放射線汚染の数値が表れているが、最悪の場合日本の国土の汚染度は人にとってどのようなものか知りたい。
アメリカの政府はアメリカ人へ非難を80Km圏外に勧告しているが、日本政府の避難勧告は30Kmである。
日本政府は原発の被害収束に懸命に努力をする一方、国民の生命を守り放射能被害回避に向けて、正確な見通しと情報を提供するなど一層のがんばりを発揮してほしい。
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