2011年2月8日火曜日

シルクロードを旅する準備
















中国の滞在ビザの申請に中国大阪領事館に行く。
靫本町三丁目につくと機動隊の若者がコーナーにたっているので、中国領事館を尋ねると目と鼻の先にあった。
尖閣列島の漁船衝突事件以来、日本人の抗議に恐れをなして中国領事館を警備しているのか尋ねると。通常の要点施設警固との答えが返ってきた。
機動隊員に教えてもらった中国領事館横のビルにベンツを止めて、ビザの申請に行く。
中国も支配体制が共産主義であるから以前セレブリティーのクルーズの折ロシアビザの取得でロシアの領事館で学習したように個人の自由な往来を尊重するお国柄であることには期待をしなかった。
ロシアと同じに素の個人が恣意的に物を見、恣意的に判断し、恣意的に他に語ることを好んではいないのを知っている。
貝塚聖書教会もこのことをよく学習してイエスをもっと本質的に理解しなければならない。
東西教会の分裂後、ローマ教会がゲルマン人に接近し彼らの教化をもくろんだ、罪と悔い改めを教義とするヨーロッパキリスト教会を有り難く公同の教会として真似ている日本の教会は真実に目を閉ざしている。
キリスト・イエスは人の自由のために血を流されたのだ。
滞在ビザを出入り自由の半年が欲しいと申請したが、領事館の答えは、単一でしかも一か月しか滞在することを許さない(恣意的な私の旅行には出さない)決まりとのこと。
それ以上求めるのなら旅行代理店を通じて申請していただきたいとのこと。
やっぱりと納得する。言い争っても(相手の決めていることを覆す力が私にはないので)、それ以上言い争うのを止めた。
まだロシアと違ってぬけ道がある。
日中関係は聖徳太子以来互いの往来は明治以後のロシアより深いという歴史事実が物語る。

隣の国中国には日本人は自由に出入りすることができる特権がある。(ビザなしで15日間入国の自由がある。 )
たぶん中国人にも日本政府は日中協定で認めているので互恵関係である。
ロシアは一日たりとてビザ無しでは自由に入国し滞在できないことから比べれば、知恵の使い用はある。
(話は変わるがそのような互恵関係から考えると、ロシアと日本政府の交流実態がないので、北方領土の返還交渉は、北朝鮮との拉致問題の交渉と同じように困難である。様は嫌な相手とも交渉を進めて理解の糸口と、与え与えられることででそれを失うことの損失の大きさに気づく互恵関係を深めもなしに他国に自国の要求を強いることは困難の極意を極めるものだと言える。)
欧羅巴の外交はしたたかと言うのはそのことをわきまえているからだろう。
イエスを信じるものとは、己を正しく律するものではなく、(もともと己は十字架で購ってもらわなければならないものであるので正しく律することなどトンチンカンである)、そんなことではなく他者と互恵関係を結ぶことなのだ。
だれでも自分にしてもらいたいことは他の人にしなさい。
知恵の使い道とは、

隣のベトナムやキルギス、タイ、ラオスに日本人は自由にビザなしで入国ができるのでそを利用して、緒つとバスや列車で出て飛行機でまた中国に来れば澄むだけのこと。
但しチベット自治区は中国は先の騒乱以来支配の強化に努めているのか、入区には政府発行の観光許可書がいる。ロシア政府の管理のように中国政府も観光旅行者を通してチベット入区を管理しているので中国からラサを通ってネパールへ移動は素の自由な個人旅行では困難のようだ。

日本にやってくる諸外国の人々は日本の滞在許可の取得に際しどのように感じているのだろう。本音を聴いてみたい。そこに日本政府の実態が(国際性の熟成度すなわち国を開くと言って本当に開いているのかということと日本国民への信頼度が)現わにされて日本の入国ビザに凝縮さているように思われる。

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