2017年1月9日月曜日

成人式



雅子と成人式の日に食事をしながら、間もなく誕生するわたしたちの孫(悠子たちの子)に話が弾む。
雅子とわたしの(未来につながる)みどりごが誕生する(喜び)が楽しくさせてくれるのだろう。




成人式はわたしたちに間もなく誕生するみどりごと同じ希望が誕生する日だ。
二十歳の人達は、自分が他者の希望だとはとても思っていないだろう。

自らの希望についても大抵は、いまだ生まれていないわたしたちのみどりごを待っているような夢見心地で模糊としたものと、わたしの二十歳を振り返って思う。





然し、わたしには終戦を生きた人々の希望。全国津々浦々の自治体の人々と同じ、二十歳の成人式に万民の希望を実感した人々の喜びを共有できる(シメオンの)ようになっている。


わたしたちのためにひとりのみどりごが誕生する。







 

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