2013年11月4日月曜日

グルコースの高い値

10/28 定期訪問診察
VS BP=114/72 P=88 spo2=95% KT=36.7℃     9/30実施の採血結果にてグルコース高値の為 HbA1c グルコース採血指示出ています。本日インフルエンザ予防接種の予診票本人様と息子様ご夫婦3人分渡しています。処方:マドパー センノサイド マグミット各14日分 ラコール4箱 アズノール 白色ワセリン ヒルドイドソフト軟膏 いとうまもる診療所 訪問診療部



定期訪問診療の後、母の体調が急変、空中カルテより抜粋。





血液検査で血糖値の値が高いので今ヘモグロビンA/Cの値を調べている。
糖尿病がわたしの頭をよぎる、医師の説明ではインシュリン注射で対処療法できるらしい。
次回12月の血液検査の結果で血糖値を判断したいと医師に述べる。



                              
2013/10/29(火)                                  
                                                                             


昨夜からオムツに排便するようになる。
今日もおむつにしていた。マグミツトを中止する。
便が柔らかすぎる。元気がないので便との関係がある気がする




朝の尿が黒ずんでいたのが二週間前にきずくそれ以後特に気にしなかったが黒ずんでいるようだった。
今夜歯を磨くとはきだした。
水分であるが黒ずんだこげ茶があふれてきた。
血液が消化器管から漏れているような気がする。
糖尿と関係あるのでしょうか。
パットにも排尿がなく6時間経ってもトイレで排尿なし。
異常なことが体の中で起こっている気がする、立つ元気が朝からない。


非ステロイド性消炎・鎮痛剤「セレコックス®錠の副作用腹痛、吐血、下血
[消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔] がふと頭をよぎる。
排尿が黒ずんできたのも関係があるのだろうか。


2013/10/30(水)

三宅看護師さんからサイボーズの母の最近の様子を見て伊藤先生から指示があり
貧血の状態を把握するために血液検査のため伺いたいとの電話あり。
緊急性はそれほど無いように思えるので次回の訪問診療か訪問看護の時で結構です。
ご心配戴いていることに感謝します。

口から吐き出した跡は血液が関係しているように思えます。出血しているのには間違いありません。
貧血の度合いまで解りませんが。然し顔の表情や生活態度を見ていると緊急性はなさそうです。

三宅さんの次回の訪問は11月18日になる。
インフルエンザの注射もあるのでその時で検査は構わない旨を伝える。



尿の出ぐわいが少なく感じる。
尿が灰色に黒ずんでいる。もう少し水分を与えたほうがいいような気がする。
水分量が少ないので、ラコール400cc、牛乳400cc白湯600ccにする。
排便が下りていなかったので、マグミッドを再開する。
トイレ後の体温36.5℃ 室温21℃ 湿度64%





マドパーを飲むとき少し戻す、相変わらずこげ茶色の液体、その中に血のりが痰の中に蛭の形状で細長く二つ混じっていた。ただ液体は昨日よりも若干薄くなっている気がする。尿の色も灰色が薄くなってきた。
体温36.6℃




雅子印象、お母さんシャツクリすること多くなった。

喉あるいは胃のその他内臓から出血が原因の腎臓機能低下で尿が出てこないのかもしれない。
貧血が原因でまた体の機能が衰える悪循環に陥る。
出血を止めることをまずやらなければならない。
母の出血は自然治癒できるのか否かそれが核心。






2013/10/31(木)

トイレで排便が直腸に下りていなく空っぽ。
マグミットは毎日飲む必要を感じる。
褥瘡は無。
昼飯 牛乳200ccラコール200cc白湯300cc
マドパー
体温36.5℃
表情を見る限り異常なし。血色がよくむくみも見当たらない。
呼吸は静か。




食後椅子に座っている。
薬を飲むとき今まで飲んだものを吐き出す。
相変わらず血のりが出てくるが液体の色はごげちゃが濃くなくなっている。
改善の兆しが見える。
雅子曰くけっぶが多いのは胃が弱っているのだそうだ。

椅子に二時間ほど座っていて、汚れたので風呂に入る。





午後四時風呂に入る。
気持ちよさそうにしている。
呼吸、表情が普通。シャワーの水が気管に入った時咳を強くする。
普段と変わらず、体の中で病気があれば発熱すると思っている。
もっと生気がなく座っていられないだろうと思う。

お風呂場の椅子で排尿する。濃縮されたこい黄色の尿である。



母を起こしてトイレへ。
なにも無、オムツもきれいなまま。
アズノール、ヒルドイド、白色ワセリンを塗って
食卓へ。牛乳200ccラコール200cc白湯200ccを飲み。
薬を与えるとまた吐き出す。黒ずんだ血のりあり。
戻した量は300ccにつき白湯300ccを与える。
戻すことは無い。
不要物を吐き出していると思っている。



このまま椅子に一時間ほど座って胃を整えてベッドへ行く予定。
今日が終わる。

吐き出した後の血のりは痰に絡まり黒ずんでいる。
胃の中から出てきているので胃と思っているが、介護時のスプーンで喉を
傷つけて出血している可能性もあり。それなら自然治癒するのを待つしかない。
吐き出す現状を放置しているが、それしか対処しようがないのが今の現状だが。
吐き出すことは母親がいらないと体が答えているという事だろう。

幸いなことに水分をごくごくと嫌がりもせず気持ちよく飲む。
母の顔色もいいのでこうしていていいのならこのようにして暮してゆく。

そのうち傷も癒え出血がとまり吐き出すことも減って、尿がたくさん出てきて
元気に立つ力がもどれば言うことがないのだが、現実はそうはいかないのだろう。

前回の血液検査で血糖値に異変が起こっているのが既にデータに出ている。
現実に尿に異変が現れている。自ずと腎臓や副腎に関心が向く。




2013/11/1(金)

春を越えられないかもしれない。来年の春のことではない。今年の春の母のことであつた。
それが十一月を迎えている。
伊藤医師曰くいつまでも元気なままでいることはできない。必ず終わりが来る。
そのときどのように過ごすかどのようにしたらいいのか、参考にと昨年10月のはじめ本を紹介されたことがある。
自分で食べられなくなったらどうしますか。平穏死の薦め ・・・ あれから一年母と過ごせたことになる。
このことの恵みを主に感謝する。
母はその時すでにそのような状態で今も変わらない。本の中で印象的だったのは水を枕元に置いて最期を迎えるのを見守る。
この見守ることは誰も解っているのに、いかに見守るのかが誰も解らない。

生きる力があれば生きます。著者はこのように書いていた。死ぬ時が来れば行きます。こういう事だろう。
だれも死ぬ時をわからない。ただ昨年と違っているのは、母のため天に行く時を待ち望んでいる私と雅子がいることだろう。
せめて体が痛まずに平安の中で死を迎えてほしい。望みはするがすべて主の御心のままに ・・・・・  。






昨夜呻きのような声に気づき母を見る。午前三時すき、ゲップのような胃の痙攣とシャツクリの併発のたびに呻いていた。
やがて治まりよく眠っている。



体温36.9℃
トイレで排便をとるも今日も空。
お尻を洗い褥瘡防止薬を塗る。褥瘡がないのが介護するものの幸せ。
もう一ついいことがある。
おしっこがたくさんおむつにしていたこと。色も通常の色に灰色が消えていた。

薬を飲むとき吐き出したのでラコールがみんな出てしまったのと、薬も一緒に出て
排便が直腸に降りてこ無いのだと想像している。いずれにしても暫く日を過ごせば明白になる。

朝の体温が高いのは布団からでて体が暖まって熱していたと思われる。
トイレで自分の体温になる。





昼飯 ラコール200cc牛乳200cc白湯200cc。
薬マドパー、センノサイド、マグミット。今日は薬を入れる時口の中浅めにした。
水も200ccで止めておく。排尿が出てくることがわかったので無理しないでおこう。
私たちの食事が終わり後100ccを飲むことにする。
椅子で過ごしている。



体温36.7℃
椅子に座っていたが母の様子から胃が落ち着いてきたのでベッドへ行く。
顔色はいい。
表情から痛はなさそうだが母の脳はあまり信用できない。
体温は信用できる。顔の艶やむくみも信用できる。正常だ。




ベツドで寝ているとき、ぐちゃぐちゃ言っていた。
午後九時トイレへ行く。
パットにたくさん排尿している。普段の白い色になっている。
顔色もいい。
夕食 牛乳200ccラコール200cc白湯200ccマドパー。
スムーズに飲み干す。吐き出すことは無い。
暫く椅子に座って胃を整えてから100ccさらに白湯を飲む。
体温 36.6℃



2013/11/2(土)
素人の全治回復宣言

母の様態がよくなってきました。
便が直腸にわずかながら降りてくる。水分の摂取がスムーズで戻すことがない700cc摂取一日1400cc。
おしっこも普段と変わらなくいろもいいおしっこになっています。
体温及び表情安定、艶有。朝36.9昼36.6℃
椅子に姿勢よく座っていられる。平安に睡眠ができる。

今度の血液検査で内臓の種々臓器の衰えあるいは病理が見つかるだろう。

問題(難儀)を理解(知る)することと、知ったことにどうする(動く)ことと天と地の開きがある。
母の生活維持にどうしたら平和な暮らしができるのかどう動くのがいいのか、知恵がいる。
一人の知恵よりも多くの人の知恵が勝るのは伊藤医師の口ぐせ、関係者の母の見守る集会が必要なわけです。




疲れてきたのでベッドへゆく。
雅子が自治会から帰ってきたらトイレへ行きお尻を洗い歯を磨き褥瘡防止薬を塗り
ベッドへ戻ってオーバーおむつをして今日が終わる。

雅子はいつものように言うだろう今帰ってきたとこやからちょっと休ませて。

毎日同じ繰り返しなので(母の異常と平常が)理解できる。

明日は主の日。

同じ繰り返しで(聖書を読んで祈ることで)人と交わり理解できることがある。
数千年変わらず行われてきた「ホモ・サピエンス Homo sapiens」(知恵のあるヒトの意)
「宗教する人 ホモ・レリギオサス」(homo religiosus)にとって変わらない営みである。




 

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