2013年5月8日水曜日

Le Haut-Medoc de Giscours




妹に母を見たいのなら、お客様ではなく、
雅子の代わりに朝のトイレの介護をするように再度提案する。





栄子は喜んで約束どうり九時きっかりに到着する。
わたしは九時前に来ても構わないという。







いつものように、食卓へ。









父親は母のようにじつと座っていられないらしい。




しんどいと言ってすぐ横になるらしい。







然し、意識は確りしていて、あれしてこれしてと言うらしい。




妹はかいがいしく世話しているのが手に取るようにわかる。
その点、母は目をつぶっていて物足りないが、今日は、偶然目を開けている。




Le Haut-Medoc de Giscours  2008





栄子は喜んで、明日また来るという。

血縁とはこんなものだろう。




香りと色は魅力ないが、









酔いは快くよい。








母に挨拶して父の介護のために帰って行った妹の姿を見ると





心から満足する。






 

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