2011年10月22日土曜日

Chateau Haut Bages Liberal と 老夫婦の焼肉パーティー


ほろりと歯が抜けたという詩があったような気がする。
虫歯が一本もないのに、かみ合わせが悪く、あれよという間に歯がぐらぐらになり抜けてしまう。



肉を頂いて、力をつけよう。
いつまでも若々しくいたいが、雅子とわたしは年を取った。





最近物価はほんとに安くなった。デフレを克服しないとますます貧乏人ばかりになる。1986年悠子が生まれたころ、アメリカ全土を買つてもおつりが出るほど株価が高かった。インフレで、ストック8のスーパーで食品を買っていたが、この肉の450円の参倍はした。魚屋も高かった。 今若葉に売りに来る魚屋さんのような高さだ。





ポーリャツク村のおいしいワイン、申し分ないがわたしは刺激的なのがいい。

上品でバランスがよく、濃くがあり酸味も強すぎず口あたりがいい。

それが安物になれた私の口には物足りない。



嬉しそうな幸せな妻を見ていると、ほんと日本はいい国。

いまは生活がしやすい時代だ。






もう高いクルーズに行く気がしない、自宅で毎晩クルーズ三昧。

劇場ではないがテレビもいい音楽を奏でてくれる。




いつまで旅することの爪を切る。ほろりとぬけた歯ではある。

ほろほろ酔うて木の葉ふるほろほろほろびゆくわたくしの秋。



ほろほろとむかご落ちけり秋雨。





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