2010年10月21日木曜日

Chateau Latour-Martillac














匂いは上質ワインの香り、濃い赤、舌に甘さを感じる豊潤な味わい。


柔かいまろやかなおいしさ、緩やかに酔ってくる贅沢なワイン
















天秤のようなつり合いは法の精神を著したモンテスキューと縁のあるのシャトーであることを暗示しているのだろう。






モンテスキューはボルドー近郊のラ・ブレード城に1689年に生まれる。
後に叔父の遺産モンテスキュー男爵領とボルドー高等法院院長の地位を継承する。
1748年江戸中期吉宗の時代に執行権は君主(王)に、立法権は下院(民)に、司法権は上院(貴族)にそれぞれ帰属するといった三権力機構の勢力均衡論である「三権分立」を主張した著「法の精神」をジュネーブで匿名で出版する。
モンテスキューの時代は絶対王政の時代で王が法を制定し、それを実行し、かつ裁判も行っていた。
王の権力の恣意性や強圧・弾圧から個人の政治的自由を擁護するため三権分立論を主張したと思われる。
一人の人の恣意性を他者からの批判を許さない場合、他の人の恣意性を奪ってしまうことを熟知していたのです。
当時のキリスト教会も今日もナザレのイエスの復活は「各人の恣意により判断されるもの」であることを述べ伝えていないところにあるように思われる。
古代イスラエル人が律法により自由が蹂躙されていたように、この時代のイエスキリストも人の恣意な判断を奪っていた。
モンテスキューが1750年「法の精神の擁護」を出版し世間の批判に反論するが1751年法王庁はこの書を禁書目録にする。
























朝に食べなかったわたしのサラダが食卓にある。




アボガドはサラダにはなくてはならないわたしの好物、オリーブオイルのドレッシングとアボガドはシャンペンともワインともよく合う。




鶏のから揚げ調味料は日清のから揚げ粉。


シャト―・ラトゥール=マルティヤック2005年とよくマッチしている。















Pessac-Leognan
アペラシオンはペサック=レオニャン


ボルドーグラーブのグランヴァン
Grand Cru Clesse de  GRAVES


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