2024年3月31日日曜日

イースター

 最近経験した出来事。ユーアイパル岸本温泉の露天風呂で新見から来た80歳の方と話す機会があった。


彼が言うには、いつも行っていたお気に入りの場所がなくなって温泉に入れなくつまらなくなった。なんでもホテルの経営が域外の資本にかわって日帰り客の利用が断られるらしい。大山の森のメルキュールホテルと同じことが起こっている。

新見千屋牛で安くて旨いところを尋ねたら農協の経営している正田だと言う。
地元のものは最近(食べるのに予約がいり、列をつくっているので)行かなくなった。

なにもかもかわってきて地域の生活が悪くなる一方だと言う。

伯耆町に新見から訪れた訳を尋ねるとおばさんがいて良く可愛がってくれた。米子に住んでいてその時の思い出に会いたくて時々来ると言う。いいホテル(皆生温泉の浜の一軒宿)がなんぼ電話しても出ないので尋ねたら閉まっていた。亭主が浜であがる魚を丁寧に料理する心のこもった旨い食事とかけ流し温泉とおばさんと重なりついつい来てしまうと。



わたしと雅子も1990年四十代のころ、悠子の保育園時代に別荘に来ると境港の魚卸市場から蟹を買って帰る途中まだ夢みなと温泉がなかった時代によくその宿の温泉に入りに行った記憶があると彼に言った。

彼の今日の昼飯は松屋(境水道大橋を越えて島根にはいった鮮魚の店)で、四国からきた若い人たちと話し込んだ、外国からきて日本て働いているひとだったと昼の出来事を語ってくれた。



ところで今日届いたMicroYAGO八郷は、大山の麓、八郷地区で育てた酒米「山田錦」を使用したビール。「八郷」の低アルコール版。八郷特有の、フルーティーでスパイシィーな香味はそのままに、低アルコール度数ながらも、味わいあるすっきりした八郷に仕上がりました。 との解説がある。


もう一つの出来事は帰りガーデンプレイスの駐車場に下りた時、いつもの珈琲屋にいた女性がわたしをみるなりおやまあと声をかけて挨拶してくれる。わたしは若葉にいた時、醤油屋の娘さんで貝塚聖書教会で出会った人だと思った。雅子はそんなことはないとあれから何年たっているのもう30年も前よ。挨拶してくれた方は吉田さんと芋の種の作付けを今日して帰る途中という。 今日はイースター。人は想起によって復活に出会える。


主の現れと同じ人は出来事に出会い想起によって人の経験とつながることばを世に現わす。
世に現れたことばこそ神の真実、個人(ひと)は現れを経験して語りだしそれを他者と共有して永遠の命を得る。






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