お風呂から帰っていただいたパンを写す

 鳥居さんから電話がかかってきて「焼いたパンを郵便受けに入れています。」雅子はお風呂の帰りにお願いとわたしに言付ける。

露天風呂に浸かっていると細かい霰が激しく降った。吹雪の時のサルたちと重なった。暖かい湯からあがれない。わたしはサウナに直行した。

今日は三つの主日礼拝に参加した。

岸和田聖書教会で大和牧師が伝道者の書の空の空と恵みの確かさについて証しをしていた。

貝塚聖書教会ではガラテア書よりキリストと自由について、2月11日信教の自由を考える集会にて説教を引き継いで行われていた。だから確りしなさい奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。

久留米キリスト教会ではヨハネ書の洗足より神の赦しと互いに愛し合うことについて語っていた。

全てに共通するのは善き隣人が確かにわたしたちのそばにいて恩恵をあたえてくれるという神の恵みと誠の真実。

雅子はもう眠っている。

わたしは善き隣人から戴いたパンを写真に撮った。