2013年5月4日土曜日

Les Allees De Cantemerle Haut-Medoc


Chateau Cantemerle シャトーのワインつくりの歴史は古く16世紀から始まり、
1855年のボルドーワイン格付にもれていたのがパリ万博開催中に五級格付けに登録。格付けの登録変更は1973年のムートン・ロートシルトの一級格上げとこれのみ。





1970年ごろから、1985年ごろまでシャトーのワインのできは良くなかったのと、格付けシャトーであるも、オー・メドック内の6つの村名(サンテステフ、ポイヤック、サンジュリアン、マルゴー、ムーリス、リストラック)以外は、オー・メドックという地名しか名乗ることができないことによりグランクリューであるにもかかわらず低く評価されていたようです。






ボルドーワインの生産地を流れる河として大西洋に注ぎ込むジロンド川はマルゴーを過ぎてカントナックあたりでガロンヌ川とドルドニュー河に分かれ、
そのままドルドニュー川を上流に行くと有名なサンテミリオンの街が現れます。




ボルドの川の両岸はいたるところの村でワインが生産がされていますが、
格付けワイン以外格付けの名称を使えません。
もちろんワインラベルに表示はできません。





それだけ格付けの村のワインは名前に責任を負うことになります。




フランスワインの格付けはワインの瓶を開ける前にワインの品質を保証していることになります。






気候やその他経営状況により同じ格付けシャトーでもばらつきがでるのは面白いところで、
格付けでないシャトーでも年により美味しいワインを生産しているのでますます、ワインに興味がそそってきます。






ワインの名前は内容と不可分で名前は品質を私たちに保証してくれます。
人がすることですから当たり外れはありますが。

ところで、ワインの名前ではありませんが、人が名前によって内容・人格を知ることは同じようです。

イエスの名によって祈りますとよく言いますが、イエスの名という人格によって祈っているのです。

祈るものがイエスの名の内容にふさわしくなくとも、既に味わって知って祈っているとわたしは思っています。

味を保証する方は自由の御霊・聖霊です。こちらの方は人と違って当たり外れはありません。






Les Allees は通路と言う意味、シャトーカントメルルの並木道がエチケットにあるようにシャトーワインに至るセカンドワインを意味しているのでしょう。




わたしはワインという通路を通ってなにを味わっているのでしょう。

妻との安らぎ、あるいは介護を通じて葡萄酒の香りと旨さの幸福感を楽しもうと
しているのかも知れない。







 

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