2011年2月1日火曜日

インドのカりー料理から日本の家庭料理へ


インドでは生水を飲むことを添乗員から止められていた。
彼は慎重なひとで、出来れば水で洗っている生野菜や、氷の入った生ジュース、
新鮮な果物も禁止していた。
それで食べるものは火を通したカレー(インドではカリー)ばかり、
毎日朝晩カリー、カリー。

それでも、食事はすすんだのはワインやスパーリングワインのあてに
インドの香料の数々の絶品なオードブルがあったおかげだ。



インドの人はユーモアたっぷり、温かい料理がほしいと言うとなにもないので温かいものならあるよと私をお湯だけがいっぱい入った鍋のところに連れて行った。
真顔であったかいものだよとジェスチャーする、怒る気にならず笑いがこみあげてきた。



一か月9,000ルビーで生活するインド人には私の毎食飲むフランスワインの5,000ルビーはマヒヤのように映っているかもしれない。




古代インドにはドラビタ人がいる。その後支配階級にインド=ヨーロッパ語族のアーリア人が入り、
ムガール帝国時代は、中央アジアからイスラム系の人々が支配した。
近代ではポルトガル、イギリス人が支配する。
インドの人たちの顔つきを見ると、浅黒く彫が深く、端正だ。




私たちの顔つきに似ている私が旅先で出会った人々は、チベット人、ベトナム人、中国人、台湾人、韓国人、モンゴル人、タイ人も似ていた。






仏教の釈迦に似ているヒンズーの像がインドでは沢山ある。
七福神と呼ばれる像もインドで出遭った。もともとインドから仏教伝来時に時を同じに中国を経てきたのであるから当り前と言えば当たり前なのだが。
ワインへの憧れが変わらないように人々の敬虔なものを求める思いも古今東西変わらない。









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